「太極拳がいいな」と思って、さあ始めようと思った時、まず気になったのは、「高齢者しかいないんじゃないか？」という疑問です。
健康にいい、初心者でも簡単にできるという点が取り沙汰され、高齢者向けという印象がついてしまっている太極拳ですが、実際はどうなのでしょうか？調べてみました。
太極拳の統計によると
少し古い統計になりますが2014年時点で、日本における太極拳愛好者人口約150万人、うち女性７割、男性３割、競技者人口は全都道府県合わせて約70,000人（日本武術太極拳連盟HPより）とのことです。
また、別の特定地域を対象にしたアンケートでは下記の通り、60,70年代が多くなってます。（四国大学：「中国武術研究会の参加者へのアンケート回答から見える太極拳実施に関する意識について」より
始めた理由によっても違ってくる
定年退職後とかだと60歳以上が多い
60歳以上、定年退職後などに始めるスポーツとして太極拳は人気です。また公民館や老人ホームなどの集まりなどでも行われていることから老後の余暇として行う高齢者が多いようです。
40歳以上だと子育てが一段落したあと
女性の理由としては、子育てが一段落したタイミングなどで習い始める方が多いみたいです。こうなると30,40歳以上が多いですね。
教室によって違う
公園・公民館タイプ？スポーツ教室タイプ？
教室のタイプによっても異なります。
公園や公民館などで行われるタイプは近所の人たちを集める形となり、やはり地元意識の強い高齢者が多くなります。
それに対して月謝のスポーツ教室タイプではある程度本気で取り組む形になるので、中高年若年層が多いです。このタイプの教室では60歳くらいまでなどの年齢制限を設定している教室も多いです（実際に行ってみると分かりますが、そのような教室では、結構ハードな内容なので年齢というか体力に自信がないときつい人も多いですね）
時間帯別では？
夜間は会社帰りや学校帰りも多く20−60才ぐらい多いですね。
朝、昼だと60才以上が多いイメージです。
まとめ
太極拳自体は幅広い年齢層に愛されているスポーツです。
ただ、参加する場所や時間などによって集まる人達の年齢層は異なります。
