この記事では、これから太極拳を始めようとする方に、どのような服を着て練習したらいいかをまとめています。
その他、教室に行く時の服装や着てはいけない服装など気になる点をまとめました。
太極拳の服装選びの基本
太極拳をはじめるとき、服装は悩むところです。基本的には、動きやすく、体温調節が容易な服装がいいと言われます。このセクションでは、太極拳の服装選びのポイントについて解説します。
快適性と動きやすさ
太極拳の服装では、肌触りが良く、適度なフィット感のあるものを選ぶことが重要です。また、過度に締め付けることのないゆったりとしたデザインが、太極拳の動きをスムーズにします。動きやすさを確保するためには、伸縮性のある素材を選ぶことも一つのポイントです。
というのも、太極拳の種類にもよりますが、結構、動きの種類が多く、円を描くような大きな動きも多いです。そのためゆったりめの動きが取りやすい服装がオススメです。
気候と季節に合わせた素材選び
太極拳の服装を選ぶ際には、練習する環境の気候や季節を考慮することが大切です。暖かい季節には、通気性の良い薄手の素材が適しており、寒い季節には保温性に優れた素材を選ぶことが推奨されます。これにより、練習中の体温調節がしやすくなります。
軽い服装が必要な理由
結構、時間が長い種目も多く、手や足をあげた姿勢も多いのが太極拳の特徴です。軽量な材質の服装が疲れにくくてオススメです。
太極拳用服装の選択ポイント
太極拳を行う際の服装選びにおいては、機能性だけでなく快適さも重要な要素です。このセクションでは、太極拳の練習に最適なトップスとボトムスの選び方について具体的なアドバイスを提供します。
太極拳の練習に最適なトップス
太極拳のトップス選びでは、動きやすさと快適さが最優先されます。通気性の良い素材で作られた、ゆったりとしたフィット感のシャツやTシャツが推奨されます。袖が長すぎず、身体の動きを妨げないデザインを選ぶことが大切です。
太極拳の練習に最適なボトムス
太極拳でのボトムス選びは、トップスと同様に動きやすさを重視します。広がりのあるパンツや、伸縮性のあるレギンスなどが適しています。ボトムスは腰回りが締め付けられないこと、そして広範囲の動きに対応できることが重要です。
パンツの種類と選び方
太極拳においては、伝統的な中国風のパンツや、ゆったりとしたジョガーパンツなどがよく使用されます。これらのパンツは、広範囲の動きをサポートし、練習中の快適さを提供します。素材は通気性と吸湿性に優れたものを選ぶと良いでしょう。(スカートタイプは、着ている人を見ないのでコメントを避けます)
女性と男性のための太極拳服装アドバイス
太極拳の服装は、男女で異なるニーズがある場合があります。このセクションでは、性別に応じた太極拳の服装選びのポイントについてアドバイスします。
女性向け太極拳の服装のポイント

女性のための太極拳の服装では、サポートと快適さが重要です。トップスは動きやすさを妨げないゆったりとしたデザインがいいですね。ボトムスは、動きを制限しない広がりのあるパンツや、伸縮性のあるレギンスが適しています。
男性向け太極拳の服装のポイント

男性の太極拳の服装では、特にトップスの選び方が重要です。通気性の良い素材で作られたゆったりとしたTシャツやシャツが推奨されます。ボトムスは、ゆったりとしたパンツが動きやすく、練習中の快適さを提供します。
太極拳教室に行く場合の服装の選び方
多くの太極拳教室では、入会する際の服装の指定はありません。(チームウエアとしての服や演武の際の服装の指定はある所が多いようですが)
ただ、教室で服装が変で浮いてしますのは避けたいもの。
オススメは、
- 教室のホームページやインスタなどで他の生徒さんの服装をチェック
- 見学の時にチェック
- 教室へ電話やメールなどで問い合わせ
などで準備するのがいいと思います。
太極拳の服装に関するよくある質問と回答
太極拳の服装に関するよくある質問に回答します。
どのような靴が太極拳に適しているか
太極拳に適した靴は、薄いソールで足の形によくフィットし、床面との摩擦が適度にあるものです。これにより、安定した立ち姿勢を維持しやすくなります。また、靴は足を締め付けず、足の動きを自然にサポートするものを選ぶことが重要です。
また、足を挙げた姿勢が多い太極拳では軽い靴がオススメです。
太極拳の服装でアクセサリーは着用できるか

太極拳の練習中にアクセサリーを着用することはやめたほうがいいです。アクセサリーは動きを妨げたり、怪我の原因となる可能性があります。特に、首や手首、指につけるアクセサリーは、動きの中で他の人と接触するリスクがあるため、避けるべきです。
私が通う教室でも、腕時計や指輪などは相手と組手を行い、相手と接する形の太極拳をする際に怪我をさせる危険があるので、外している人がほとんどです。(教室の先生から注意事項として言われた事はありませんが、言うまでもないマナー・ルールなのかもしれません)